まさか、あの堅実で硬派な磯野のお父さんが…
これには何か事情があるんだと自分に言い聞かせようとしたが、この2人の後ろ姿が全てを物語っていた

後日僕はかおりを公園に呼び出した

『どうしたのよ、中島君』
「…昨日…見たんだ。君と磯野のお父さんが腕を組んで歩いてる所を」
『ひ、人間違いでしょ』そう言ったかおりの顔は引きつっていた
「嘘をつかないでくれ、こんな事、磯野の家族が知ったらどうなると思ってんだよ!!!」
僕の剣幕に驚いたのか、かおりはこう泣き叫んだ
『私はどうなるのよ!!私のお腹の中には波平さんの赤ちゃんがいるのよ!!もう…3ヶ月になる子が…』

なんて事だ
僕はパンドラの箱を開けてしまった


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