今日も朝からサザエがわめき立てます
「タラちゃん!!どこに行ってたの!朝帰りってどーゆー事なの?誰とどこにいたのかママに言ってごらんなさい!」
ただ女とホテルでセックスしていただけなのにいちいちうるさい貝です
「僕の事は放っておいてください。サザエだって父さんと寝るでしょう。それと同じことを僕もしただけです」
僕が言うとサザエは顔を真っ赤にして僕の頬を平手で打ちました
「いい加減にしなさい!あなたはまだ中学生でしょ!それからママのことを呼び捨てにするのはやめなさい!!何度言ったらわかるの!」
僕はウンザリしました
この貝はいつまで僕を殻に閉じ込めるつもりなのでしょうか
僕はいつまでも幼い頃の可愛いタラちゃんではないのですよ
「これ以上話しても無駄みたいですね」
僕はサザエに背を向け自室へ向かいました
「不良!出来損ない!」
背後からサザエの怒鳴り声が聞こえましたが僕は無視しました
部屋に入るとカツオ兄さんが僕の布団で男の人と裸で寝ていました
この男は確か中島とかいう人だったと思います
僕の気配に気がついたのかカツオ兄さんが目を覚ましました
「タラちゃん、違うんだよ。これは、その…」
カツオ兄さんは慌てふためいて必死に言い訳しようとします
「安心してください。別に誰にも言うつもりないです」
カツオ兄さんがホモサピエンスだと言うことはだいぶ前から知っていたので僕は別段驚きませんでした
「ありがとうタラちゃん!おい中島!起きろ!」
そう言ってカツオ兄さんは中島くんの身体を揺さ振ります
僕は急にお腹が空いてきたので台所へ向かいました
ワカメ姉さんが立ったまま牛乳をがぶ飲みしているところでした
「おはようタラちゃん。姉さんから聞いたわよ。朝帰りなんですってね。ふふっ生意気なんだから」
ワカメ姉さんが僕の頭を小突きます
「僕ももう四捨五入すれば二十歳なんですから女とセックスぐらいしてもおかしくないでしょう。
ちゃんと避妊もしてますし家族に迷惑はかけません」
僕は冷蔵庫から林檎を取り出してかじりました


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