「うりぃ〜〜〜!!
ちんとんしゃんてんと〜ん!ちんとんしゃんてんと〜ん!!
ダラぁーー!!」
突然、奇声を発しながらカツオ兄さんがジタバタ走ってきます
「うわぁっ!?何だよ!?キモっ」
イクラは咄嗟にカツオ兄さんから離れました
「シャブですよ。いつも中島くんとセックスする時に打ってるんです。
とうとう頭イカれちゃったみたいですね」
カツオ兄さんは息を荒げながら気持ち悪い言葉を次々と発します
「ふひゃっほ〜〜〜い!!がぉーーーん!
あひぃ、中島、キモチイイかぁ!?どうだ?感じるかぁ!?
あ!?ほらぁ、うぁあっ!愛してるよ中島愛してるよ中島…ぁあ…。
イク…イ…イグラぁああ!!タラあぁ…殺してやるぅう…」
見るとカツオ兄さんの右手にはサバイバルナイフが握られていました
「おいカツオ!!テメェふざけんなよラリってんじゃねぇぞ!タタキにすんぞコラぁ!!」
イクラが怒鳴ります
「ダメですよ。何を言っても無駄です。奴はもう完全に向こう岸の人です。
早急にブチ殺しましょう。でないと僕らが殺されます。イクラ、早く銃を…!!」
非常にマズイ事態です
カツオ兄さんのズボンのポケットから僕のワルサーが顔を覗かせています
いつのまに盗りやがったのでしょうか
「おいタラヲ…相当やべぇじゃんよ。お前なんか他に武器持ってねぇの?」
イクラが焦った表情で問います
「残念ながら…」
「ウラァあああああーーーーー!!」
カツオ兄さんがナイフを向けて突進してきます
「ちょ待てよ!!!」
イクラが叫んだのと同時に、僕の腹にはナイフが深々と刺さっていました


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