そして、そろそろ出勤の時間になった。
「あれ?お父さんは?」
「父さんお腹の調子が悪くてトイレに行ってるの。先に行ってていいわよ」
「そうか、大丈夫かなぁ。それじゃ、行ってくるよ」
ガラガラガラ・・・と戸を開ける。
「はい、行ってらっしゃい。今日は風が強いから気をつけ・・・」
そうサザエが言うやいなや、ものすごい突風が吹いた。
「わぁっ!」
「きゃあっ!」
数秒の間だが、かなり長く感じられた。
よくやく風が止んで見ると、サザエの髪がぼろぼろになっている。
「もう、なんなのよいきなりー」
「ああ、びっくりした〜」
「ちょっと洗濯物飛ばされてないか見てくるわね〜」
「うん」
と、前を向いたその時―
(こ、これは・・・・)
まるで天使の羽かと思うような、ふわふわの白い小さなパンティ・・・―
間違いない、ワカメちゃんの見せパンだ・・・・っ!
「うぉぉぉぉぉぉおうううううっっ!!!」
ワ☆カ☆メ☆ちゃ☆ん☆のパンティげっとおおおおおおおおおお!!!!
―俺は素早くそれを手に取り、カバンの中にしまいこんだ。
そして気がついた。ついさっきものすごい雄叫びをあげたことに・・・。
(まずい!)
俺は逃げるように家を出て、駅へと向かった。
サザエ「あら、何かしら?今の声・・・」


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