確かにリカちゃんは中学に入ってから、男が絶えないヤリマンで
それはあのカオリ先輩を遥かに上回る小悪魔っぷりだったらしい。


そうよ…。
リカちゃんが、リカちゃんがイクラちゃんと…
そしてそのままタラちゃんと…
…まさか、まさかそんなことありえない…。
居間に飾られたタラちゃんとリカちゃんの幼い頃の写真には分厚いホコリが層を作り
もう戻らない時間を象徴しているようだった…。




――数日後
「イクラちゃん!」
「ウス。ご無沙汰っス。…って、もう“ちゃん”付けは勘弁してくださいよ(笑)」
「ふふっ、そうね、イクラちゃんもすっかり大きくなったものね」



あたしは思いきってイクラちゃんを商店街の喫茶店に呼び出した。
もしあたしの勘が当たっていたら…
あたしは…
あたしは…一体誰の為に真実を暴こうとしてるの…?


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