「ボカァ板の間でw」
「…はい」仲居さんも事情は聞いている様子だ。

窓と畳の間にある板の間は普通の宿のそれよりかなり広かった。
仲居さんが敷き終えると、浮江クンが仲居さんに何かを渡した。
「失礼します」仲居さんは下がった。
「一体何を渡したんだい?」
「チップですよ〜普通渡しません?」
…さすが、こういう所に来慣れているんだろう。
「露天風呂、お先にどうぞ」浮江クンが言った。

「…ありがとう」
部屋のベランダにある露天風呂に向かった。
脱衣所が付いていて、助かった。


…下着と靴下だけになった時、浮江クンが荷物を整理している気配を感じた。
…思わず下半身が反応してしまっている。
(駄目だ…!一晩泊まるのに今からこんなんじゃ…)
露天風呂もそこそこに頭から水をかぶった。


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